ムサシ「仮想通貨の利便性はわかったけど、どれぐらいの金額がどれぐらいでふえるの?」
くう先生「例えばBitCoinは誕生した当初、2009年10月の価格は 1BTC=0.07円じゃったのじゃ。これはそれを採掘するのに必要な電気代から算出されたんじゃな。それが2011年6月には1BTC=1,400円となり、2017年4月では1BTC=14万円となり、2017年7月では29万円の値がついておるのじゃ!8年間で400万倍じゃな。現在は3ヶ月で2倍というところじゃ」
ムサシ「ええ~?そんなに!?牛丼1杯我慢して買っとけばよかったよ~」
くう先生「ははは まぁタラレバじゃな。実際に億万長者になった者もいるらしいが、今ではそこまではうまみがないのじゃ。しかし、BitCoinにはまだまだキャパシティがあることは確かじゃ!」
ムサシ「なんでそんなことがいえるの?」
くう先生「それは、まだまだBitCoinを扱える会社が少ないのに、法整備が先にすすんでいるからじゃ!法の整備がすすんで会社も安全だとわかると使えるお店や会社が増え、利用者が増えるから、ほしい人が増えるからじゃ。ほしい人が増えると需要と供給のバランスから値段があがるじゃろう?」
ムサシ「でも、お金っていくらでも印刷できるんじゃなかったっけ?」
くう先生「うむ。いままでの紙幣はそうじゃったのじゃ!それで意図的にインフレを起こしたり、デフレにしたり、バブルを作ったり、弾けさせたり・・ある者の意図で自由に経済を操ってきたのじゃ。それが仮想通貨では、あらかじめ発行上限が決められておるのじゃ」
ムサシ「ということは・・・値段はどんどんあがるの?」
くう先生「もちろんあがりっぱなし・・ということはない。なぜなら、結局は信用の元に価格が決められているので、例えば、BitCoinよりも画期的な仮想通貨が発明されれば、みんながそれに乗り換えていき、BitCoinの価値が無くなってしまうこともある。あるいは大災害が起こってみんなが原始的な生活に戻ってしまい、仮想通貨全体が意味を持たなくなることもあるかもしれん」
ムサシ「そんなことになったら、BitCoinで買おうと思ってたおいらの牛丼は・・・」
くう先生「ははは。まぁそんなに心配せずとも、たとえ新しい通貨が発明されても、法律が整備されたので、ある程度は保障されるだろうし、新通貨に乗り換えるにも、コンビニなどに設置してしまった両替機や決済システムを各お店が入れ替えるには、それ相応の時間がかかるので、一気に価値が崩れることは無いと思う。まぁ大災害の場合は牛丼どころでもないがの。それに災害が起きても世界中に散らばっているBitCoinの情報は、世界中のコンピュータが一度に全滅しない限り保障されるのじゃ。それに大衆の習慣というものは変化するのに時間がかかるのじゃ」
ムサシ「とりあえずは安心なんだね」
くう先生「うむ、まぁ絶対はないがの」
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